遺品整理なら美のたけ

前回の記事では、遺品整理を始めるタイミングについてお伝えしました。
お伝えした通り、遺品整理を始める明確な時期はありません。

ですので、ご家族の悲しみが癒えるまで行わなくても問題はありません。
しかし、遺品整理をする目安となる時期もあります。

一応、故人の死後49日までには遺品整理をすることが一般的です。
今回はそんな、整理を始める大体の時期についてご説明します。
 

何故49日なのか？

では、どうして死後49日までに遺品整理を終えることが一般的なのでしょうか？
これは仏教の思想と関係があります。
 
仏教では、人は死んでから49日後に仏さまになられ、天国へ旅立つとされています。
死後49日に法要を行うのはこのためです。そして故人が天国へ行く前に、生前の品を整理する習慣があるのです。
 
しかし、これは目安ですので、49日後に遺品整理をするのが悪いということではありません。
 

49日の法要で形見分けができる

故人ゆかりの品をその友人や家族に配ることを形見分けと言います。
しかし、ご友人や親しかった人たちが遠くに住んでいることも多いですよね。
 
49日の法要では、そのような人たちとも顔を合わせることがあります。
つまりそれまでに遺品整理をしていれば、形見分けが簡単に行えるというメリットがあるのです。
 
 
いかがでしたか？
今回は遺品整理の時期の目安である「49日」についてお伝えしました。
次回も引き続き遺品整理を始めるタイミングについてお伝えします。